ダイヤダイヤ・*:..。生きる伝説 吉田拓郎の歌を聴こう。..:*・ダイヤダイヤ

2008年11月10日

西武優勝

低迷していたチームを立て直し、就任1年目で優勝なんてすごいです。
それも主力選手がFAで抜け、若い選手を育ててなのだから価値があります。
6戦の岸くんの中継ぎ・7戦の先発陣の継投は見ていて興奮しました。
巨人を応援している私ですが、今回の日本シリーズは西武に熱い視線を送ってしまいました。。

野球 表彰選手
最高殊勲選手 岸孝之投手(西武)
敢闘選手 ラミレス外野手(巨人)
優秀選手 平尾博嗣内野手、中島裕之内野手(以上西武)鈴木尚広外野手(巨人)

Bクラスから日本一!「選手信じ」渡辺監督9度舞った…日本S第7戦
 喜びをかみしめるように渡辺監督はゆっくりと歓喜の輪の中に歩んでいった。「オレたちが一番だ!」野太い声を張り上げると、選手たちも人さし指を突き上げた。誰の目にも涙はない。昨年5位のどん底から一気に頂点に駆け上がった男たちの顔には、王者らしいほほ笑みがあった。「やれるだけ上げようぜ!」という声に乗って、99番の大きな背中は9度、宙を舞った。

「選手を信じて任せる」シーズン中から貫いた信念は土壇場でも揺るがなかった。1点を追う8回。先頭の片岡が死球で出塁すると、初球から迷いなく二盗を決めた。「あれは本人の判断。普段通りのことをしただけ。『待て』をかけたら勢いは止まっていた」栗山の犠打で三塁へ進むと、今度は中島の三ゴロで本塁へ突入した。「あの回に逆転したいと思っていた」指揮官の思いは平尾の決勝適時打となった。

 新人監督の日本一達成は8人目だが、前年BクラスからのVはプロ野球史上初。43歳、12球団最年少にして唯一の投手出身監督らしいマジックもさえた。王手をかけられた第6戦で3日前に完封勝利を挙げたばかりの岸を2番手に送り込んで逆王手をかけると、この日も先発型の石井一、涌井をつぎ込んだ。昨年の監督就任時、西武を戦力外となった後、ヤクルト時代に野球を教わった楽天・野村監督から「投手出身の監督は野球を知らない」と挑発された。「きちんと言葉で理論を説明できる野村監督と出会って初めて指導者になりたいと意識した」それから10年。恩師も舌を巻く采配で栄光をつかんだ。

 「ミスを責めない」というポリシーは現役時代の経験から生まれた。1989年10月12日、西武球場での近鉄とのダブルヘッダー第1試合。強打者ブライアントに直球勝負で挑み、バックスクリーンへ決勝の特大ホームランを打たれた。「ベンチ裏に森監督がすっ飛んできて『何でフォークを投げなかったんだ!』って怒ってね。その瞬間、俺もキレてグラブを壁に思いっきり投げつけた」。最も抑えられる確率が高いと信じたから真っ向から勝負した。「結果は使った監督の責任。選手には結果を恐れず、自信を持ってプレーさせることが大事なんだ」今もその壁を見て自分に言い聞かせている。

 遠征には必ず文庫本を携えている。戦国武将の本を読み、指導者のあり方を学んでいる。「織田信長は嫌いだね。部下を大事にした武田信玄には一番学ぶことが多いよ」。「人は城、人は石垣、人は堀」選手たちを信じて力を発揮させ、ほんの1年前までは負け犬だった集団をわずか1年で最強の軍団に鍛え上げた。「渡辺西武王国」の黄金時代が今、幕を開けた。

G打線2安打斬り!究極の継投見せた!
究極の継投だった。シーズン中では絶対にあり得ない。西口―石井一―涌井とつないで、星野を挟んで守護神・グラマンへ。巨大戦力を一刀のもとにぶった斬った。

「本当にいい後輩を持ったよ。僕の(シリーズ)6連敗も阻止してくれたしね」。先陣を切ったのは投手陣のリーダー・西口だ。右内転筋の張りのため、10月4日楽天戦以来の実戦マウンド。初回に1点を失い、2回にも坂本に1発を浴びた。自身シリーズは0勝5敗。6連敗なら史上ワースト記録だ。またか…。しかしここからが“快投ショー”の幕開けだった。

 坂本のアーチ後を西口が3人で抑えると、3回から石井一、5回から涌井がそれぞれ2イニングをピシャリ。6日の第5戦で5失点されていた涌井は「前回のKOが悔しかった。それにきのうの岸君を見て、しっかりやらないといけないと思った。凄く刺激を受けた」。前夜は横浜高、西武の先輩であるレッドソックス・松坂からメールが届いた。「絶対に優勝しろ」――。結束。投手陣は1本の強力な矢となって、巨人打線の心臓部を貫いた。

 8回から2回を締めたグラマンは「この時期は生きるか死ぬかの戦い。でも自分が試合を終わらせたなんて信じられません」と“胴上げ投手”に大感激だ。終わってみれば2回のアーチ後、打者24人相手に1人の走者も許さなかった。日本一達成直後は涙を流していた涌井が会見で言った。「(継投は)監督の勘がさえてたんじゃないですか?」。爆笑。力を出し切った男たちの顔はすがすがしかった。

MVP岸舞った「軽いからって高く上げすぎですよ」
流れを完全に変えた6戦目の救援登板。王手をかけられていたことはもちろん、もう1つ負けられない理由があった。「(7戦目の先発が)西口さんと知っていた。西口さんに投げてもらいたかったから頑張りました」細身の体でキレのあるボールを投げこむことから“西口2世”と呼ばれた右腕は、何とか目標の先輩につなぎたかった。

 その西口から試合前に「お前にMVPを取らせるために投げる」と言われていた。西口から石井一、涌井と先発投手がつないでつかんだ勝利。岸のMVPは先発陣みんなでつかんだものだった。

片岡死球から盗塁、三ゴロで同点激走「期待に応えたかった
「あの場面は、動かないとこっちに流れを持ってこれないと思って、思い切って初球から行きました」プレッシャーを集中力でかき消した。「けん制球がくる気もしなかったので、(マウンド上の越智が)動いたら行っちゃおうと思った」背番号7の足が確実に悲願日本一への流れを手繰り寄せた。

 三塁に進んで中島の三ゴロで同点のホームに滑り込んだ。「ギャンブルスタートでしたけどね」片岡の足があってこその得点だ。今シリーズでは5盗塁を決め、それはすべてノーサインだった。「一度も『待て』のサインはなかったし、監督に好きなようにやらせてもらって、期待に応えたかった」。そのために、巨人投手陣を観察し続け、内海がけん制するときは少しだけ前かがみになるクセを見抜き、左腕から実際に3盗塁を決めた。

ひらめき コメント集

 
渡辺久信・西武監督「チームの思いと家族の思いと全国のファンの思いが、この2連戦に凝縮されていた。就任1年目の駄目な監督を盛り上げてくれて、選手には感謝している。負け犬のままは嫌だった。今季はチームを立て直そうとやってきた」

岸「野手の皆さんがいい形でつなげてくれたので、自分もそれに乗っかろうと頑張った。(第6戦は)勝ちたい気持ちと(第7戦で)西口さんに投げてもらうためにも頑張った。」

西口投手「岸に刺激を受けた。今度は自分がやらないといけないという気持ちになった。また来年、シリーズ初勝利に挑戦します」と笑顔を見せた。

グラマン投手「自分が抑えて日本一になったのは信じられない」

中村内野手「うれしいです。このシリーズは4番が誰もいなかったから入っただけ。4番はチームの中心。来年はその場所を力でとりたい。」

中島「(第5戦で痛めた左脇腹は)もう無理です。でも、試合に出ている以上、痛いと言ってられないと思った。」

涌井投手「(継投は)監督の勘がさえていたと思う。終わりが良かったので、すべて良かった」

片岡「ボクが陰のMVPだと思っています」と笑いを誘った。

石井一「監督を男にできて良かった。名監督の空気を醸し出していましたね」と笑った。

後藤内野手「自分が活躍できたのは第1戦だけだったが、貴重な経験ができた」

江藤内野手「若い選手が試合ごとにどんどん力をつけた。1年でも長くプレーしたいという気持ちにさせてくれた」

赤田外野手「豊富な練習量が実を結んだ。ベテランの方に支えてもらったのも大きい」

栗山外野手「いつかは日本一のメンバーになりたいと思っていた。2004年の日本一とは全然喜びが違う」

銀仁朗捕手「負けたら終わりの中、短期決戦の難しさ、重さを知った。いい経験ができた。来年につなげたい」

細川捕手「(シリーズ終盤の負傷欠場で)チームに迷惑を掛けたので、みんなに感謝したい」

帆足投手「チーム一体になって優勝できた」

ボカチカ「(五回に代打で1点差に迫るソロ本塁打)あの一発でチームに自信が戻ったのならうれしい。今日は野球人生で最高の日となった。」

G・G・佐藤外野手「(出場なしに終わり)何とか出たかった。残念です。監督を男にできてよかった」

大久保打撃コーチ「シーズン、クライマックスシリーズ、日本シリーズとどんどん強くなった。まだまだ選手は成長できる。発展途上で日本一になったのはすごいことだ。」

後藤高志オーナー「若い選手を育てつつ、ベテランや移籍してきた選手のモチベーションを上げながら、渡辺監督はよく戦ってくれた。」

巨人・原監督「悔しいの一言。二回の本塁打以降、走者が一人も出なかった。日本一になれなかったという課題を残した。選手にはさらに強くなってくれと話をした。」

谷「良くも悪くもこういうシーズン。日本シリーズに出られたことは良かったけど、日本一になりたかったね。」

鶴岡「(八回2死無走者から中村に四球)あそこは歩かせた。どっちが投げやすいかと言えば、野田だったから。(その野田にも四球)攻めての結果で仕方ない。負けて悔いは残るが、いい経験をさせてもらった。来年役立てたい。」

高橋尚「監督を男にするという思いが、(西武の)表彰式の時にこみ上げてきた。また一から体を作って来年こそは、という気持ち。」

小池唯夫パ・リーグ会長「(西武には)アクシデントもあり、フルメンバーを組めない状況にありながらも、気迫あふれるプレーは、見事というほかない。すべては渡辺監督、コーチ、選手諸君の信頼関係のたまもので、チーム一丸となっての戦いぶりは心に強く残った。」

豊蔵一セ・リーグ会長「主力の多くが20代というヤングパワーがチームを引っ張った。就任1年目にして若い選手たちをまとめあげ、レギュラーシーズン、クライマックスシリーズ、日本一と「完全制覇」を果たした西武・渡辺監督の手腕と選手の努力に敬意を表する。」

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posted by pinknokonpeito at 16:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 野球
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